マカオ国際空港の旅客数が700万人突破…前年に続き開港以来最多を更新

マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMは12月28日、今年(2017年)の累計旅客数が同月24日までに700万人(延べ、以下同)を突破したと発表した。

CAMの発表によれば、今年の単日フライト数、旅客数ともに安定した増加となり、通年の離発着回数は前年から2%増の5万8000回超、旅客数は8%増の710万人超に達する見込みとのこと。

なお、同空港の旅客キャパシティは年間600万人とされ、すでに限界状態となっている。目下、旅客ターミナルビル北側部分で拡張工事を進めており、新たなキャパシティは年間750万人となる見通し。

マカオ国際空港は1995年に開港。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCC(格安航空会社)の誘致に積極的なことでも知られる。通年の旅客数は一昨年が580万人、昨年が660万人で、過去最高を更新しながら右肩上がりに増加している。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航している。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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