催涙スプレー所持で中国人の女を逮捕…マカオ国際空港の手荷物検査で発見

マカオ治安警察局の発表によれば、6月18日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったと空港警備担当から通報を受けたという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、マカオで禁制品扱いとなっている催涙スプレー1本が見つかった。その後の調査で刺激性及び殺傷性のあるものであると判明したことから、荷物の持ち主である中国本土出身の代の女を逮捕したとのこと。警察では、女を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

マカオ国際空港の手荷物検査場では旅客の携行品の中から催涙スプレーやスタンガン、メリケンサックなどが発見される事案が相次いでいる。護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

旅客の手荷物の中から見つかった催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

旅客の手荷物の中から見つかった催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

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