香港とマカオ結ぶ高速船ターボジェットがオクトパスカードと組みMTRとの乗継割引導入…最大30香港ドル

香港とマカオを結ぶ高速船サービス「ターボジェット(噴射飛航)」運営会社は12月17日、香港で広く普及する交通系ICカード「オクトパス(八達通)」発行会社と組み、香港のMTR(地下鉄)とターボジェットの乗継割引キャンペーンを導入すると発表した。

両社はターボジェットが就航する香港島の上環、九龍の尖沙咀、新界の屯門の各フェリーターミナルにおいて、搭乗ゲートでオクトパスカードをタップすれば、空席のある最も出発時間の近い便に搭乗することができる「ワン・タップ・トゥ・ボード・ウィズ・オクトパス(八達通一拍即登船)」と呼ばれるサービスを導入済み。

今回の乗継割引キャンペーンは、香港各地からMTRを利用してフェリーターミナルへ向かい、ワン・タップ・トゥ・ボード・ウィズ・オクトパスサービスを使ってマカオ方面行きのターボジェットを利用する乗客が対象。ターボジェットの搭乗ゲートでオクトパスカードの残額から運賃を引き落とす際に自動的に割引される仕組みで、割引額は最大30香港ドル(日本円換算:約430円)とのこと。サービス適用期間は2019年末までの予定。

ターボジェット運営会社とオクトパスカード、マスターカードによるキャンペーン発表記者会見=2018年12月17日、香港(Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

ターボジェット運営会社とオクトパスカード、マスターカードによるキャンペーン発表記者会見=2018年12月17日、香港(Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

また、ターボジェット運営会社はマスターカードとのコラボレーションキャンペーンについても同時発表。「香港〜マカオ間の往復チケット3セットを購入すれば、もう1セットが無料」と「香港国際空港とマカオを結ぶ路線のエコノミークラスのチケットをスーパークラスに無償アップグレード」の2つで、いずれもターボジェットの公式ウェブサイトまたは公式スマートフォンアプリ経由でマスターカードを使って購入した場合に適用されるとのこと。キャンペーン期間は2019年末までの予定。

香港〜マカオ間の往来について、これまで海路ルートが主だったが、今年10月24日に香港とマカオなどを結ぶ港珠澳大橋が開通し、新たにバスなど陸路のアクセス手段が登場。マカオ政府発表の統計によれば、大橋の開通後、海路ルートの出入境旅客が減少しており、旅客の分散化が進んでいる状況だ。

キャンペーンに合わせて登場するマスターカードラッピング船のイメージ(Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

キャンペーンに合わせて登場するマスターカードラッピング船のイメージ(Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は7月18日、知人の男性から投資名目で預かった資金を詐取したとして30代の中国人…
  2.  マカオ治安警察局は7月18日、コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設モール内にある衣料品店の試着…
  3.  マカオ治安警察局は7月18日、店舗のレジで行列に並んでいた2人の女性に対し、後方から下半身を押し…
  4.  香港とマカオの間では、従来から両地の通関施設において双方の永久性居民身分証(永住権保有者用IDカ…
  5.  マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは7月19日、同日午前4時35分(現地時間、以下同)に離陸中…

ピックアップ記事

  1.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年7月号
(vol.133)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun