マカオカジノ監理当局、ホリデーシーズンも24時間駐在体制維持…隔離申請もキオスク端末等で手続き可

マカオでは、明後日の返還記念日(12月20日)から、冬至(12月22日)、クリスマス(12月24〜25日)、冬至の振替休日(12月26日)、元旦(1月1日)と公休日が連続するホリデーシーズンを迎える。

マカオ政府のカジノ監理部門にあたる博彩監察協調局(DICJ)は12月18日にプレスリリースを発出し、ホリデーシーズンについても、通常通り24時間体制で査察官をカジノ施設に駐在させ、施設への入場及び運営状況の監督するとした。

市民及び訪マカオ旅客がカジノ施設に駐在するDICJスタッフの助けを必要とする場合には、カジノスタッフ経由のほか、午前9時から午後6時までの間はホットラインに電話することで連絡可能とのこと。

マカオ半島・中華広場にあるDICJオフィスについては、公休日は対外サービスをクローズするが、カジノからの隔離申請を提出したい場合、マカオのいずれかのカジノ施設で、または市内38箇所に設置されている情報キオスク端末で手続きすることができるとした。

マカオは中国の特別行政区にあたり、人口約66万人、面積は東京の山手線の内側の半分に相当する30平方キロという小さな地域だが、およそ40軒ものカジノ施設が建ち並び、年間カジノ売上は世界最大規模を誇る。

なお、マカオのカジノ施設はこれまで2019年元旦から全面禁煙となり、喫煙できるのは政府の認可を得た新規格の喫煙ルーム内のみとなるため注意が必要となる。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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