マカオカジノIR運営MGMチャイナHDが18年通期業績発表…増収増益=新IR「MGMコタイ」開業効果

マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、MGMチャイナホールディングスは2月14日、昨年通期(2018年1〜12月)及び第4四半期(同10〜12月)の監査前業績を発表。

同社発表資料によれば、昨年通期の売上高は前年から33%増の192.00億香港ドル(日本円換算:約2698億円)、調整後EBITDAは4%増の48.37億香港ドル(約680億円)、純利益は32%増の24.50億香港ドル(約344億円)。

昨年第4四半期については第3四半期から売上高が13%増の53.76億香港ドル(約756億円)、調整後EBITDAは26%増の14.12億香港ドル(約198億円)、純利益は33%増の6.87億香港ドル(約97億円)。

同社は昨年2月13日、およそ270億香港ドル(約3795億円)を投じた新IR(統合型リゾート)開発プロジェクト「MGMコタイ」をオープンしたばかり。昨年通期及び第4四半期の業績に大きく寄与した。同社はMGMコタイのほか、マカオ半島新口岸地区で「MGMマカオ」(200712月開業)を運営。

2018年2月に開業した1400室規模のホテルを併設する大型カジノIR(統合型リゾート)「MGMコタイ」(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

2018年2月に開業した1400室規模のホテルを併設する大型カジノIR(統合型リゾート)「MGMコタイ」(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

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