マカオ 19年1月末の外貨準備高約2兆2416億円=前月末から0.4%増
- 2019/2/15 12:33
- 産業・経済
マカオ金融管理局は2月15日、今年(2019年)1月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が前月の修正後統計から0.4%増の1643億マカオパタカ(203.2億米ドル、日本円換算:約2兆2416億円)だったと発表した。
今年1月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約10倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の82.7%だった。
また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は105.6で、前月から1.14ポイントの下落、前年同月から3.57ポイントの上昇。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比でマカオパタカ安、前年同月比でマカオパタカ高の状況にあることを示している。
マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側の半分)、人口約66万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間およそ3580万人の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。