UFIアジアパシフィックカンファレンス2020はマカオで開催

国際見本市連盟(略称:UFI、本部:パリ)は3月14、15日に日本の東京ビッグサイトでUFIアジアパシフィックカンファレンス2019を開催。次回、2020年の開催都市について、マカオに決定したと発表された。

UFIアジアパシフィックカンファレンスは、世界の主要なMICE業界関係者を対象にアジア太平洋地域内で毎年実施されている会議で、同地域における業界の課題や最新の動向などについて意見交換が行われるもの。

マカオ政府貿易投資促進局(IPIM)によれば、同局とマカオのMICE業界が協力して誘致に取り組んできたとのこと。マカオ開催は2008年以来、2回目となる。

マカオが選ばれた理由については、世界レベルのツーリズム・レジャーセンターと中国とポルトガル語圏諸国のビジネス連携サービスプラットフォームの実現を推進してきたこと、これまでのおよそ10年間でMICE関連のハード、ソフトが充実し、産業全体で質が向上したことが評価されたとした。UFIは昨年夏に公表した「第14版アジア見本市レポート」の中で、直近5年間にアジアで最も目立つパフォーマンスを発揮した都市としてマカオを挙げていた。

UFIアジアパシフィックカンファレンス2020は2020年3月3日から6日まで、マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ザ・パリジャン・マカオで開催予定。

UFIアジアパシフィックカンファレンス2020のマカオが決定(写真:IPIM)

UFIアジアパシフィックカンファレンス2020のマカオが決定(写真:IPIM)

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