マカオ、19年第1四半期の旅客総消費額対前年3.1%増の約2312億円…1人あたり平均では14.9%減の約2.2万円、ギャンブル除く

マカオは人口約67万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。

昨年(2018年)の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)は3580万3663人で、前年から9.8%増。このうち中国本土旅客は13.8%増の2526万0556人で、全体の70.6%を占めた。年間訪マカオ旅客数が3000万人の大台を突破するのは5年連続のこととなる。

マカオ政府統計調査局は5月22日、今年第1四半期(2019年1〜3月期)の旅客消費調査(ギャンブル消費を除く)結果を公表。今年第1四半期のインバウンド旅客数が前年同時期から21.2%増の1035万9758人に上ったことを受け、総消費額は3.1%増となる169.3億マカオパタカ(日本円換算:約2312億円)に。内訳は宿泊を伴う旅客が前年の同じ時期から1.9%増の129.2億マカオパタカ(約1765億円)、日帰り旅客が7.2%増の40.0億マカオパタカ(約546億円)。

旅客1人あたりの平均消費額は14.9%減となる1634マカオパタカ(約2万2319円)。国・地域別では、訪マカオ旅客の大半を占める中国本土旅客が17.2%減の1849マカオパタカ(約2万5255円)、中国本土からの個人旅客に限ると9.4%減の2317マカオパタカ(約3万1648円)。宿泊を伴う旅客については6.8%減の2729マカオパタカ(約3万7275円)、日帰り旅客が19.7%減の712マカオパタカ(約9725円)。

消費分類別では、ショッピングが全体の48.4%を占めたほか、宿泊が25.1%、飲食が18.9%。旅客1人あたり平均ショッピング消費額は13.2%増の790マカオパタカ(約1万0791円)で、内訳は食品系土産が19.2%減の234マカオパタカ(約3196円)、化粧品及び香水が9.7%減の220マカオパタカ(約3005円)。渡航目的別では、コンベンション・エキジビション参加を目的とした旅客の1人あたり平均消費額が最も高く、49.8%増の4359マカオパタカ(約5万9539円)。ショッピング目的は1.8%減の2549マカオパタカ(約3万4817円)、リゾートステイ目的は13.1%減の2172マカオパタカ(約2万9667万円)。

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  澳門海關(マカオ税関)は6月20日、同月19日にマカオ半島北部・祐漢エリア所在の工業ビル内に開設…
  2.  マカオ司法警察局は6月20日、マカオで高齢者の被害が確認された特殊詐欺(電話詐欺)事案3件に関与…
  3.  マカオ政府統計・センサス局が6月21日に公表した資料によれば、今年(2024年)5月の総合消費者…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は6月21日、今年(2024年)5月及び1~5月累計の訪マ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年6月号
(vol.132)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun