マカオの世界遺産・市政署ビルが落書き被害

マカオ市政署は5月23日、マカオ半島新馬路の「マカオ歴史市街地区」にある市政署ビル(旧名称:民政総署ビル)の壁面に落書きされているのを発見し、警察へ通報するとともに、文化局と情報共有を行ったと発表。

市政署によれば、文化局の意見を聞いた上、警察の調査が終わり次第、修復を進める予定とのこと。

市政署ビルを含む22の建築物及び広場から成るマカオ歴史市街地区は2005年にユネスコ世界文化遺産リストに登録されており、文化遺産保護法の対象となっている。市政署では、落書き行為は同法違反にあたり、違反者には最大2万マカオパタカ(日本円換算:約27万円)の罰金が科せられるとした。

世界遺産「市政署ビル」(資料)=マカオ・新馬路(写真:GCS)

世界遺産「市政署ビル」(資料)=マカオ・新馬路(写真:GCS)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は12月1日、マカオ側で中国本土からの密航者4人の送迎を担当したとして、香港人の…
  2.  マカオ司法警察局は12月1日、不法麻酔・向精神薬販売罪でモロッコ人の女(32)=自称食品販売員=…
  3.  マカオ初となる本格的な軌道系大量輸送機関として、2019年12月にマカオLRT(Light Ra…
  4.  在香港日本国総領事館(管轄地域:香港及びマカオ)は12月1日午後、現地在留邦人向けの一斉メール配…
  5.  マカオ治安警察局は12月1日、マカオ検察院所属のバイクを壊したとして50代のロシア人の男を加重器…

ピックアップ記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  マカオ航空日本支社の発表によれば、現在成田路線を週4便(火・木・土・日曜)で運航しているが、今年…
  3.  マカオでは、2019年12月に初の軌道系大量輸送機関として新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年12月号
(vol.126)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun