マカオ、中秋節ホリデー3日間の出入境旅客数3.4%増の約158万人…インバウンド旅客は12.8%増の約34万人

 マカオは面積約32平方キロ、人口約67万人の小さな都市だが、昨年のインバウンド旅客数は年間延べ3580万人超に達した。訪マカオ旅客数に占める中国本土旅客の割合はおよそ7割となっている。

 マカオ治安警察局は9月16日、中国本土で3連休となった端午節ホリデー(9月13〜15日、金〜日曜)の出入境統計を公表。

 3日間合計の出入境者数は約158万人(延べ、以下同)で、前年同時期(2018年9月22〜24日、土〜月曜)から3.4%の増だった。イミグレーション施設別では、マカオ半島北部の關閘経由が0.9%増、コタイ(蓮花大橋)経由が2.1%増、クロスボーダー工業区経由が1.4%増、マカオ国際空港が16.7%だった一方、昨年(2018年)10月に港珠澳大橋が開通し、旅客の陸路シフトが進んだことを受け、海路の玄関口にあたる外港フェリーターミナルとタイパフェリーターミナルはそれぞれ45.1%、30.1%の大幅減となった。港珠澳大橋マカオ側イミグレーション経由の出入境者数は約11万人。

 インバウンド旅客数は12.8%増の約34万人。中国本土旅客の出入境者数は0.96%の軽微な下落だったが、香港旅客は41.1%の大幅増だった。イミグレーション施設別の入境者数動向は、關閘経由が18.7%増、コタイが17.6%増、マカオ国際空港が22.9%増。一方、外港フェリーターミナルとタイパフェリーターミナルはそれぞれ48.2%、37.5%の大幅減。

中秋節ホリデー期間中の關閘イミグレーション施設の様子(写真:マカオ治安警察局)

中秋節ホリデー期間中の關閘イミグレーション施設の様子(写真:マカオ治安警察局)

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