マカオ 20年2月貨幣・金融統計公表…居民預金残高3ヶ月ぶり減少

 マカオ政府金融管理局は4月3日、今年(2020年)2月の貨幣・金融統計を公表した。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から3.4%、通知預金が10.9%のそれぞれ減少となり、M1は9.3%下落。準通貨負債は0.5%下落。M1及び準貨幣負債を含む広義貨幣供給量M2は1.7%減少(3ヶ月ぶり減)、金額は6878億マカオパタカ(日本円換算:約9兆2308億円)となった。前年同月との比較では、M1が0.2%、M2が5.1%のそれぞれ上昇。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが31.7%、香港ドルが46.3%、人民元が6.7%、米ドルが13.6%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は前月から1.6%減の6694億マカオパタカ(約8兆9839億円)で3ヶ月ぶりのマイナス、非居民による預金残高は2ヶ月ぶりのプラスとなる9.8%増の2643億マカオパタカ(約3兆5471億円)、公共部門の銀行システムへの預金残高は3.3%増の2547億マカオパタカ(約3兆4183億円)で2ヶ月ぶりの増加で、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は1.8%増の1兆1884億マカオパタカ(約15兆9493億円)。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ19.0%、46.6%、5.6%、25.2%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から1.2%上昇の5260億マカオパタカ(約7兆0593億円)。対外民間部門への融資は0.8%減の5662億マカオパタカ(約7兆5989億円)。民間部門へ融資額は合計で0.1%上昇の1兆0923億マカオパタカ(約14兆6596億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ17.4%、48.5%、5.1%、26.2%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年2月末時点で前月末から0.8ポイント上昇の56.9%。非マカオ居民含む総体預貸率は1.5ポイント下落の91.9%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ55.3%、52.0%水準。不良債権比率は0.3%を維持。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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