マカオ、2〜3月のEMSの取扱件数が7割増…マスクの送受が主、新型コロナの影響

 このほどマカオ郵政が公表したEMS(国際スピード郵便)統計資料によれば、今年(2020年)2〜3月の累計取扱件数が3万9537件に上り、前年同時期から68%の大幅増となった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によってサージカルマスク(以下、マスク)の送受が急増したためとみられ、総数に占める割合は受取の43%、発送の65%にも達した。

 受取については、2月と3月で件数はほぼ横ばいだったが、マスクの占める割合は2月の75%から3月は12%に大きく下落。一方、発送は3月の件数が2月からおよそ3倍となり、マスクの占める割合も上昇した。2〜3月の主な発送先はポルトガル、中国(本土)、米国、英国、香港、台湾、豪州、カナダだったとのこと。

 マカオにおいては1月下旬以降、政府による市民向けのマスクの有償配給が継続的に実施されており(10日毎に10枚で約110円)、個人レベルでのマスクの需要は満たされている。有償配給品と比較すれば高価ではあるものの(1箱50枚入りのもので2500円前後)、近日では薬局の店頭等でマスクを見かける機会も多くなっている。防疫グッズの供給が安定してきたマカオから需要の高い地域に暮らす家族や知人らに向けて発送するケースが増えているようだ。

【資料】マカオにおける2020年2〜3月のEMS取扱件数
月  受取数(マスク) 発送数(マスク) 
2月 10,096(75%)  4,404(60%)
3月 10,317(12%)  14,720(66%)
累計 20,413(43%)  19,124(65%)

マカオ郵政(資料)-本紙撮影

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