マカオ、10歳女児へのセクハラでネパール人ホテル警備員の男逮捕「故郷の娘を思い出してやった」

 マカオ治安警察局は5月8日、マカオ半島新口岸地区の外港フェリーターミナル近くにあるレザボア休憩エリアで10歳女児の臀部を2回触ったとしてマカオのホテルで警備員として就労しているネパール人の男(39)を児童に対するセクシャルハラスメント罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 警察発表によれば、同月6日夜、女児が母親と休憩エリアを散策していた際、2回にわたって見知らぬ男から臀部を手で触られたという。3回目の被害に遭いそうになった際、声を上げて母親に知らせたところ、男は電話をするような素振りをして急ぎ足で現場を離れたというが、事態に気付いた通行人が追いかけて取り押さえ、通報を受けて駆けつけた警察官に身柄を引き渡した。

 男は警察の調べに対して「故郷に残してきた娘を思い出し、つい手を伸ばしてしまった」など犯行を認める供述をしたとのこと。

 レザボア休憩区は貯水池の周囲にあり、子供用の遊具を設置したコーナーもある。夜遅い時間帯でもジョギングや散策を楽しむ市民で賑わう場所。

児童に対するセクハラ罪で検察院送致されたネパール人の男(写真:マカオ治安警察局)

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