マカオ市政署が6月から蚊の駆除頻度を上げて対応…高温多湿のシーズン迎え

マカオ市政署(IAM)は6月4日、3月から同署管理下にある施設で蚊の駆除を実施しているが、高温多湿のシーズンを迎え、蚊の繁殖に有利な条件となったことから、6月から駆除頻度を上げて対応していると発表。

IAMでは、蚊の習性に合わせて午前6時から午前9時、午後5時から午後8時頃にかけて、公園、休憩ゾーン、墓地、公設市場など市内約170ヶ所での殺虫剤噴霧のほか、ボウフラ対策として側溝や雨どいなど水の溜まりやすい場所への定期的な薬剤を投入を行なっているとのこと。今後、月次で調査を実施している蚊の産卵指数や天候の変化に合わせて駆除の頻度を調整するとしている。

なお、昨年(2019年)マカオで確認されたデング熱感染者は27人で、いずれも輸入性症例だった。

マカオ市政署による蚊の駆除作業の様子(写真:IAM)

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