マカオ、すべての公共図書館が一般公開を再開へ…約5ヶ月ぶり正常化

 マカオでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策の一環として公共図書館が1月下旬に一斉クローズとなった。その後、域内における状況が落ち着いたことを受け、3月から5月中旬にかけて順次再開されている。

 ただし、マカオ中央図書館など6館にある自習室及びディベートルームエリアについては先週再開したばかりで、各図書館のキッズエリア及び黒沙環児童図書館はクローズしたままの状態が続いている。

 マカオ政府文化局(ICM)は6月19日、週明けの22日から各図書館のキッズエリア及び黒沙環児童図書館を再開するほか、各図書館のオープン時間についても通常に戻すと発表。 公共図書館サービスの正常化はおよそ5ヶ月ぶりとなる。

 なお、入場にあたってマスクの着用、検温、健康コードの提示を求めるほか、見学可能エリア及び同時入館人数の制限、館内の清掃と消毒の強化を実施するなどの措置が講じられる。

マカオ・沙梨頭図書館のキッズエリア(写真:ICM)

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