香港、3/7の新型コロナ新規感染確認数16人…市中感染13人中感染経路不明は5人

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、3月7日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から8人増の16人だった。2桁台となるのは2日ぶり。内訳は市中感染が9人増の13人、輸入性が1人減の3人。市中感染は4日ぶりの2桁台に。市中感染のうち感染経路不明は3人増の5人で、8日連続で1桁台。翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については10人以下とのこと。

 最近の感染確認者数は増減を繰り返しながらも第4波下では低位にあるが、依然として市内各所で集団感染(クラスター)の発生や感染連鎖が続いている状況。感染経路不明も毎日のように一定数が確認されていることから、市中に存在する無症状感染者が日常生活を送る中で感染を拡大させている可能性も指摘されている。香港は人口密度が高く、交通機関も発達しており、エリアを跨ぐ人の移動が多い土地柄。

 ここまでの香港における累計感染確認数は1万1091人、退院者数は1万0629人、死者数は202人。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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