マカオのIR「スタジオ・シティ」に大型レジャープール「ウォーター・パーク」オープンへ

 マカオ・コタイ地区にある大型IR「スタジオ・シティ マカオ(Studio City Macau)」運営会社は4月9日、大型レジャープール施設「スタジオ・シティ・ウォーターパーク」を5月22日にオープンすると発表。

 高さ20メートルの5コースを備えるウォーター・スライダー、3分毎に1.8トンの水を撒き散らす巨大バケツ、川下りアドベンチャー気分を味わえる総延長450メートルの流れるプールなどが目玉アクティビティとのこと。キッズ向けエリアも用意され、ファミリーで楽しめる施設になっているという。

 料金はワンデーパス(1日券)が388マカオパタカ(日本円換算:約5300円)、営業期間中(オープン初日から10月末まで、ブラックアウトデイあり)何度でも入場できるシーズンパスが1088マカオパタカ(約1万5000円)。メルコ・リゾーツが運営する複数のホテルの宿泊とセットになったパッケージも用意されるとのこと。

 南国マカオの夏は長く、概ね5〜10月頃が遊泳に適した気候となる。マカオの新しい観光アトラクションとして注目を集めそうだ。

 スタジオ・シティ マカオは2015年10月開業。2つのホテル棟の間に世界初の「8の字」観覧車を設置したことで注目を集めた。現在、第2フェーズ拡張工事が進められている。

「スタジオ・シティ・ウォーターパーク」俯瞰イメージ(写真:Studio City Macau)


「スタジオ・シティ・ウォーターパーク」の目玉アトラクションの1つとなるウォーター・スライダー(写真:Studio City Macau)

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