中国広東省、6/10の新型コロナ市中感染9人…すべて広州市内=再流行続く

 中国の南方にあり、香港やマカオと接する広東省において5月下旬から新型コロナウイルス感染症の再流行が続いており、省都の広州市をはじめ、省内各地で防疫措置の強化が進んでいる。

 広東省衛生健康委員会が6月11日朝に発表した内容によれば、10日の省内における新型コロナの市中感染確認数は9人で、すべて広州市内で確認されたものとのこと。この日の輸入例は7人(感染確認2人、無症状5人)。広東省の累計感染確認報告例は2593人、依然178人が医師による治療を受けている状況という。

 広州現地メディアは10日、同日中に今回の広東省における再流行の最初(5月21日)の市中感染確認例となった女性患者(75)と別の患者1人が退院、無症状の2人の医学隔離観察が解除されたと報じた。4人は24時間間隔で実施のPCR検査で2回連続陰性となったことに加えて身体の不調もなく、退院基準に符合するとみなされたもので、隔離検疫を経て問題なしと判断されれば帰宅できるという。

 マカオとの往来も多い広州市や仏山市で再流行が続いていることを受け、近日マカオ政府は矢継ぎ早に水際措置の強化を進めており、広州・仏山両市への不要不急の渡航の一時見合わせるよう呼びかけも行われている。直近14日以内に広州・仏山両市に滞在歴がある全員を対象としたPCR検査の実施(結果はこれまでのところ全員陰性)や、マカオ入境時に14日間の隔離検疫の対象となる中リスク地域の指定が相次いで拡大されているほか、8日午前10時からは、広東省とマカオの間を往来するすべての人に対し、48時間以内の新型コロナPCR検査陰性証明の提示を必要とする措置が講じられている。

中国広東省広州市内にある高層ビル(資料)—本紙撮影

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