ドンキのマカオ1号店が9月9日オープン…売場面積約2千平米、マカオ半島北部のファイチーケイエリアに

 ドン・キホーテなどを傘下に持つ日本の流通大手のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、海外において日本製もしくは日本市場向けの商品や、日本産品を低価格で提供するジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトとするDON DON DONKI(ドンドンドンキ)ブランドで店舗を展開している。

 同社はかねてよりマカオ進出計画を明らかにしてきたが、DON DON DONKIのマカオ1号店が9月9日午前10時(現地時間)にオープン予定であることがわかった。

 DON DON DONKIマカオの公式SNSが8月27日付でリリースした内容によれば、マカオ1号店の出店場所はマカオ半島北部・ファイチーケイ(筷子基/Fai Chi Kei)エリアの沙梨頭南街と沙梨頭海邊馬路の角地にある大規模マンション「信歩閑庭」の路面階で、売場面積は2万平方フィート超(約2千平米)、24時間営業を予定しているとのこと。

 記者が先週末に現地を訪問したところ、外装の準備はほぼ完成しており、オープン間近の状況が伺えた。

 マカオの人口は約68万人、面積は東京の山手線のおよそ半分にあたる約30平方キロメートルで、人口密度は2万人超に上る。ファイチーケイ周辺はマカオの中でも特に人口密度が高いエリアとして知られる。

 DON DON DONKIは先に香港へ進出しており、好評を受けて店舗ネットワークの拡充が続いている。

オープンを間近に控えたDON DON DONKIマカオ1号店(資料)=2021年8月22日本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業、SJMリゾーツ社は9月21日、SJMランタンフェスティバ…
  2.  マカオ警察総局による指揮の下、税関、司法警察局、治安警察局では、今年(2023年)6月12日から…
  3.  マカオ政府は9月21日、「內港23号・25号埠頭活性化プラン」と「モンテの砦及び周辺における空間…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は9月21日、同月25日から2023〜24年シーズンの無償インフルエン…
  5.  マカオ・コタイ地区で統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオを運営するギャラクシーエンターテイン…

ピックアップ記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年9月号
(vol.123)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun