マカオ政観日本支局が2021年末で閉局に…四半世紀の歴史に幕、コロナ禍余波

 マカオ政府観光局の日本支局が2021年12月末日をもって閉局することがわかった。

 すでに日本の旅行業界及びメディア関係者に通知が送付されているとのこと。1997年の開設以来、四半世紀に及ぶ歴史にまもなく幕が下りることになる。

 日本支局が発出した通知によれば、2020年初頭以降、新型コロナの世界的流行が持続する中、丸2年間にわたって支局の本来の使命であるプロモーション・送客活動が全くできず、今後も困難な現状の収拾が予測不能な状況にあるとの判断から閉局の決定がなされたとのこと。

新型コロナの影響でインバウンド旅客が激減したマカオ。写真は観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2020年7月5日本紙撮影

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