中国・広東省恵州市沖でM4.1規模の地震発生…香港・マカオでも揺れ報告

マカオ政府地球物理気象局(SMG)の発表によれば、現地時間3月14日午前2時28分48秒に中国広東省の東部沿岸にある恵州市の沖(北緯22.51度、東経115.04)を震源とするマグニチュード(M)4.1の地震が発生したとのこと。

震源はマカオの東北東約156キロの位置で、複数のマカオ市民から同局に揺れを感じたとの報告が寄せられたとのこと。マカオよりもやや震源に近い(約92キロ)香港でも揺れを感じたといい、天文台は8000人超から報告があったとした。

マカオで有感地震を観測するのは2020年4月22日に広東省珠海市の沖(東経113.41度、北緯22.05度)を震源とするM2.2の地震以来、およそ2年ぶり。この時の震源からの距離は東南約21キロだった。

SMGが公式サイト上に掲出している地震関連情報によれば、マカオは地震頻発地域ではないが、近隣の珠海市磨刀門で1905年にM5クラス、広東省・南シナ海では過去にM6クラスの地震が発生したことがあるとのこと。20世紀以降に広東省で発生したM5以上の地震は1905、1911、1918、1952、1969、1987年の6回で、最大だったのは1918年2月13日に南澳で発生したM7.3クラスの地震。

マカオ政府地球物理気象局(資料)=タイパ島大潭山にて本紙撮影

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