新規ホテル建設38軒、提供客室数2万3千室—13年第2季

マカオ政府土地工務運輸局は8月25日、今年(2013年)第2四半期に建設中、認可待ちのホテル建設プロジェクトが38軒あり、客室数が2万3千室分に上るとの最新統計結果を発表した。

2013年第2四半期時点で着工済みのホテルは11軒、認可待ちのホテルは27軒あるという。着工済みホテルの内訳はマカオ半島が8軒で937室、コタイ地区が3軒で5,326室。総建築面積は約55万平米。

認可待ちホテル27軒の内訳はマカオ半島17軒2,300室、タイパ島3軒1,190室、コタイ地区5軒12,615室、コロアン島2軒620室で、計16,700室分。

2013年3月末時点で営業中のホテル客室数合計が約2万8千室であることから、今年第1四半期に建設中、認可待ちのホテル客室数2万3千室を加えると現状のほぼ2倍になる見通し。今後、供給増に伴うホテル間の顧客獲得競争が熾烈になると予想されるが、一方で珠江西岸地域における高速鉄道網の拡充、港澳珠大橋の開通、マカオ国際空港の拡張、イミグレーションの24時間化といった交通及び通関インフラの拡充に伴う旅客増も期待されている。

コタイ地区を中心に大規模工事が展開(資料)―本紙撮影

コタイ地区を中心に大規模工事が展開(資料)―本紙撮影

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