中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は581人…対前日約300人減、6日連続1千人以下維持=9/16

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が9月17日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月16日の中国本土における新規市中感染確認者数は76人(前日から26人減)だったとのこと。内訳は四川省34人、チベット自治区10人、貴州省8人、天津市5人、広西チワン族自治区4人、内モンゴル自治区3人、広東省3人、山東省2人、海南省2人、重慶市2人、雲南省1人、陝西省1人、新疆ウイグル自治区1人。このうち四川省の15人、チベット自治区の1人、新疆ウイグル自治区の1人の計17人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは336日連続で、44日ぶりに100人以下となった。

 市中の無症状感染例は505人(前日から241人減)。内訳は貴州省146人、四川省87人、チベット自治区56人、広西チワン族自治区45人、天津市40人、山東省30人、湖北省25人、新疆ウイグル自治区23人、甘粛省14人、内モンゴル自治区9人、江西省9人、陝西省7人、黒竜江省3人、雲南省3人、河北省2人、重慶市2人、上海市1人、浙江省1人、広東省1人、青海省1人。

 無症状を含む新規感染者数は581人で、3日連続減。また、6日連続で1千人以下を維持した。

 9月16日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は4088人(うち輸入性が586人)で、重症者は38人(輸入性ゼロ)。無症状の患者1万8865人(輸入性717人)が医学観察下にあるとのこと。

 16日の新規感染者数が3桁となったのは、貴州省(154人)、四川省(121人)の2省。

 貴州省では依然として多くの感染例が出現しており、貴陽・貴安では17日も継続して全域を対象としたPCR検査によるスクリーニングが実施されるという。四川省については、このところ内江市からの報告例が大半を占める。チベット自治区は2桁まで下落したものの、ラサ市とシガツェ市に集中している状況に変わりないとのこと。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現している状況。16日の新規感染者数は前日から2人減の4人で、深圳市、江門市、広州市からの報告例。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、一旦1万人(輸入性含む)水準まで増加したのち、直近では7千〜9千人で高止まりしている。主流株がオミクロンBA.5に置き換わりつつある状況で、医療体制の準備も進んでいる。マカオでは6月中旬から市中でオミクロンBA.5.1の流行が続き、累計1800人超に達した。ただし、全市民を対象とした高頻度のPCR検査及び迅速抗原検査によるスクリーニングと準ロックダウンともいえる厳格な防疫措置を講じて対応した結果、8月1日までにゼロコロナ状態を実現。以降は落ち着いた状態を維持している。

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

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