中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は29省市区から1476人…新疆ウイグル自治区と内モンゴル自治区が主=10/12

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が10月13日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月12日の中国本土における新規市中感染確認者数は322人(前日から52人減)だったとのこと。13日連続100人超に。内訳は新疆ウイグル自治区64人、内モンゴル自治区53人、広東省36人、遼寧省32人、四川省29人、山西省24人、重慶市13人、北京市12人、河南省12人、雲南省9人、寧夏回族自治区9人、江蘇省5人、浙江省5人、黒竜江省3人、上海市3人、福建省3人、貴州省3人、チベット自治区3人、湖南省2人、天津市1人、安徽省1人。このうち四川省の19人、内モンゴル自治区の13人、広東省の6人、雲南省の5人、山西省の4人、浙江省の4人、遼寧省の3人、江蘇省の3人、寧夏回族自治区の3人、福建省の2人、湖南省の2人、重慶市の2人、新疆ウイグル自治区の2人、安徽省の1人、貴州省の1人の計70人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は1154人(前日から232人減)。内訳は新疆ウイグル自治区339人、内モンゴル自治区276人、山西省71人、雲南省53人、寧夏回族自治区49人、上海市44人、四川省36人、江蘇省25人、山東省25人、陝西省25人、甘粛省25人、安徽省23人、河南省23人、遼寧省19人、河北省18人、広東省17人、重慶市17人、チベット自治区16人、湖北省15人、湖南省9人、吉林省8人、黒竜江省8人、北京市6人、浙江省2人、福建省2人、広西チワン族自治区2人、海南省1人。

 無症状を含む新規感染者数は1476人で、2日連続減。ただし、8日連続1千人超に。

 10月12日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は4397人(うち輸入性が618人)で、重症者は13人(輸入性ゼロ)。無症状の患者1万4345人(輸入性890人)が医学観察下にあるとのこと。

 10月12日に新規感染者の報告があった省市区の数は前日と同数の29。このうち3桁となったのは内モンゴル自治区(329人)と新疆ウイグル自治区(403人)で、これら2自治区の合計が全体の49.6%を占めた。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現している状況。12日の新規感染者数は前日から1人減の53人で、広州市、深圳市、中山市、珠海市など8市に分布。マカオに隣接する珠海市では近日相次いで流入例とみられる陽性者が出現しており、マカオでも流入に対する警戒が高まっている。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、一旦1万人(輸入性含む)水準まで増加した後、直近では3〜4千人台で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。入境時隔離検疫撤廃後、市中感染者数に大きな変化は生じていないが、輸入性に限ると目立った増に。マカオについては1ヶ月以上にわたって市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持。こちらは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持する方針を示している。

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

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