マカオのIRグランドリスボアパレスがポルトガルの著名シェフとコラボ

 マカオ・コタイ地区にあるIR(統合型リゾート)グランドリスボアパレスの運営会社SJMリゾーツは5月23日、ポルトガルで初めてミシュラン2つ星を獲得するなどの実績を持つポルトガル人の著名シェフ、ジョゼ・アヴィレス(José Avillez)氏とのコラボレーションを発表。

 同IRに併設する高級ホテル「ザ・ラガーフェルド」のシグネチャーポルトガル料理レストラン「メーザ(Mesa)」が「メーザ・バイ・ジョゼ・アヴィレス(Mesa by José Avillez)」へリブランドされる。

ジョゼ・アヴィレス氏(写真:SJM Resorts)

 マカオは東洋(中国)と西洋(ポルトガル)の文化の交差点として発展する中、独特の食文化を育んできた街としてもよく知られる。

 アヴィレス氏はポルトガルのガストロノミーを世界に広めることに情熱を注いでいることでも知られるが、東アジアへの進出は今回が初めて。マカオのメーザ・バイ・ジョゼ・アヴィレスでは、マカオの食材、味、文化を熟知するアンドレ・ライ氏とタッグを組むことで、ポルトガルにある自家レストランのシグネチャーメニューの数々に加え、マカオならではのコンテンポラリーなポルトガル料理を提供していくとしている。

 なお、メーザ・バイ・ジョゼ・アヴィレスは、世界的ファッションデザイナーの故カール・ラガーフェルド氏がインテリアデザインを手がけたことでも注目される存在。

「メーザ・バイ・ジョゼ・アヴィレス」のシグネチャーメニューの一例(写真:SJM Resorts)

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