マカオグランプリ博物館が拡張リニューアルオープン2周年迎える

 モータースポーツの祭典として国際的知名度も高いマカオグランプリをテーマにしたミュージアム、マカオグランプリ博物館(マカオ・新口岸地区)が6月1日、拡張リニューアルオープンから2周年を迎え、無料開放された。

 同館を運営するマカオ政府旅遊局(MGTO)によれば、2021年6月1日の正式再オープン後の来場者は延べ12万人(月平均約8千人)に上ったとのこと。

マカオグランプリ博物館のモーターサイクルのシミュレーター(写真:MGTO)

 また、今年に入って以降、香港のマダム・タッソー蝋人形館とのコラボレーションで製作した著名レーサーの蝋人形の設置をはじめ、6月1日には最新のIT技術を用いたインタラクティブ型展示としてモーターサイクルのシミュレーター(常設)と360度ビデオ撮影ブース(6月4日まで)の稼働をスタート。今後も展示物の拡充を図ることで、参観体験の良化に努めるとした。

 マカオグランプリは今年で70回の節目を迎え、2週末連続開催(11月11〜12日と16〜19日の計6日間)となることが発表済み。MGTOでは、グランプリ会期中にもミュージアムを無料開放することも検討しているという。

マカオグランプリ博物館に期間限定で登場した360度ビデオ撮影ブース(写真:MGTO)

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