香港、1〜5月累計インバウンド旅客数が1千万人突破もコロナ前平均の4割

 香港旅遊発展局は6月15日、今年(2023年)5月のインバウンド旅客関連統計を公表。同月のインバウンド旅客数の初歩数値は283万人(延べ、以下同)で、今年1〜5月累計については1千万人を超えたが、コロナ前(2017〜19年)平均の約4割にとどまる。

 同局発表数値によれば、5月の単日平均インバウンド旅客数は約9万人で、コロナ前平均の約56%。旅客ソース別では、中国本土からの旅客が228.8万人を占めた。渡航目的はレジャーの伸長傾向が続き、約半数となっている。

 同局は今後のインバウンド旅客動向の回復ペースについて、航空輸送力、グローバル経済、地域間競争、為替レートなどさまざまな要因による影響を受けるとの予想を示した。

香港の町並み(資料)=本紙撮影

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