マカオ当局、タクシーライセンスの入札実施へ…インバウンド回復で需要増

 マカオ政府交通事務局は7月24日、市民及び旅客の需要増を受け、一般タクシーの公開入札の詳細について準備を進めているとし、近日中に詳細を明らかにすると発表。

 同局によれば、同月17日時点のタクシーの台数は一般タクシーが1302台、ラジオタクシー(アプリ/電話配車専用)が300台の計1602台とのこと。

 コロナ前のピーク時には約1800台だったが、以前の8年期限のタクシーライセンスが続々と満期を迎えていることやコロナ禍による影響もあり、減少に至った模様。

 マカオでは、ウィズコロナ転換による水際措置の大幅緩和があった今年(2023年)1月以降、インバウンド旅客数が急回復している。市民生活が正常化し、旅客の旅行スタイルがツアー型から個人型に移行しつつある状況などからタクシー需要の回復も顕著で、最近では場所や時間帯によって空車のタクシー乗り場を見つけにくい状況の発生が指摘されている。

マカオのタクシー乗り場のサイネージ(資料)=本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局(SSM)は9月21日、同月25日から2023〜24年シーズンの無償インフルエン…
  2.  マカオ・コタイ地区で統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオを運営するギャラクシーエンターテイン…
  3.  マカオ治安警察局は9月21日、マカオ警察総局による指揮の下、地域社会の良好な治安環境の維持と保護…
  4.  マカオ保安庁は9月21日、マカオと広東省珠海市横琴新区の玄関口となる横琴口岸(イミグレーション施…
  5.  マカオでは、9月から10月にかけての5夜にわたって「第31回マカオ国際花火コンテスト」が開催され…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年9月号
(vol.123)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun