マカオ国際空港、中秋・国慶節大型連休期間中の単日旅客数1.8万人見込む…コロナ前の7割程度

 まもなく中国本土で中秋節・国慶節の大型連休を迎えるが、マカオの旅客ソースの大半を占めるのが中国本土であり、観光都市マカオにとって年間最大の書き入れ時のひとつとなっている。

 マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMは9月28日、今回の大型連休期間中の数値予測を発表。単日のフライト離発着回数を約150回、航空旅客数を延べ約1万8000人で、それぞれコロナ前2019年同時期との比較で68%、73%程度のまで回復する見込みとした。

 CAMでは、需要の高まる大型連休期間中の人流管理を強化し、チェックインカウンターや出発ゲート、手荷物検査場で長い待ち時間が発生しないよう、合理的なスタッフ配置の調整を行うなどの準備を進めているとのこと。

 なお、アフターコロナで各方面との間を結ぶ路線の運航再開も進んでおり、直近では2019年同時期の7割程度とのこと。方面別では中国本土路線が88%、台湾路線がほぼ100%まで回復しているものの、東・南アジア路線は56%の回復にとどまるという。

マカオ国際空港出発フロアのチェックインカウンター付近の様子(写真:CAM)

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