マカオ、国慶節大型連休2日目のインバウンド旅客数が約15.8万人に…年初来最多更新

 中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる。

 今年(2023年)の国慶節ゴールデンウィークは直前の中秋節と合わせて9月29日〜10月6日の8日間。マカオではアフターコロナで年初からインバウンド旅客数が急回復している状況。マカオ当局では、連休中の単日平均インバウンド旅客数を約10万人(延べ、以下同)と見込む。

国慶節大型連休中の世界遺産・聖ポール天主堂跡付近の様子=2023年9月30日(写真:MGTO)

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が10月1日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、連休2日目(9月30日)のインバウンド旅客数が15万8633人を記録し、年初来最多を更新。また、今年1〜9月累計のインバウンド旅客数についても2000万人近くに達したとのこと。

 このほか、中国旅遊研究院による「2023年上半期出境旅遊ビッグデータレポート」において、今年上半期における中国本土からの出境旅客のうち、マカオがデスティネーション別で首位だったという。

 なお、大型連休初日(9月29日)のインバウンド旅客数は8万8089人で、2日目までの累計では24万6722人、単日平均は12万3361人に。

国慶節大型連休初日に歩行者天国化がスタートしたばかりの観光名所・福隆新街の様子=2023年9月30日(写真:MGTO)

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