失業率1.8%に良化―今年10-12月就業調査

マカオ政府統計調査局は1月27日、昨年(2013年)10-12月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2013年9-11月)から0.1ポイント良化の1.8%で、再び歴史的最良水準となった。就業不足率は前回調査と同水準の0.4%だった。

同時期の労働人口は37.7万人、労働力参加率は73.2%。そのうち総就業人数は37.0万人で、前回調査と比較して2,000人の増。業界別ではゲーミング業及びサービス業従事者数が増えた。

失業人口は6,800人で前回調査から200人減。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は13.6%で、0.8ポイント上昇。

2013年第4季の失業率は1.8%となり、直前期から0.1ポイント良化。地元市民の失業率は横ばいの2.5%。第4季の労働人口は6,000人増加し、そのうち就業人数は6,100人増、失業人口は100人減。この他、就業人口の平均月額給与収入は12,300パタカとなり、300パタカ増。地元市民は15,000パタカで、同水準をキープ。

2013年通年の失業率は1.8%、地元市民の失業率は2.4%で、どちらも前年比で0.2ポイント良化している。

世帯別就業指標については、2013年の世帯就業人数は平均1.8人で前年同水準。一世帯あたり平均月額給与収入は24,000パタカで、前年から13.2%増。

大手リゾート各社のウェブによる人材募集(各社公式ページより)

大手リゾート各社のウェブによる人材募集(各社公式ページより)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  2.  マカオ治安警察局は7月26日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を…
  3.  ユネスコのアジア太平洋地域世界遺産研修研究所は7月23日、第46回国連大会が開催中のインド・ニュ…
  4.  マカオ司法警察局は7月25日、マカオで覚醒剤の密売したとしてタンザニア人旅客の20代の男を逮捕し…
  5.  マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun