マカオ司法警察局、グランプリ観戦チケット高額転売8件認知…全員逮捕

 マカオの公道を転用したギアサーキットを舞台として毎年11月中旬に開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。今年は70周年記念大会として2週連続(11〜12日及び16〜19日)開催されている。

 マカオ司法警察局は11月17日夜、今年の第70回マカオグランプリの開幕以降、ネット上で同大会の観戦チケットを高額転売する、いわゆるダフ屋行為について8件の通報が寄せられ、捜査を経てこれらに絡む全員を逮捕、検察院送致したことを明らかにした。

 同局では、グランプリ開催期間中、サーキット内外における窃盗、ダフ屋行為、詐欺等の犯罪抑止と取り締まりを強化して臨み、捜査員をサーキット内外及び周辺に配置するほか、専門機器を使った携帯電話の偽装電波の探知等によって詐欺SMS発信やインターネット上での違法賭博に関するプロモーション活動を阻止するとした。

マカオグランプリのサーキット付近で警戒にあたるマカオ司法警察局の捜査員(写真:マカオ司法警察局)

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