第23回マカオフードフェスティバル開幕…毎年恒例の大型屋台村イベント

 毎年11月中旬から下旬にかけてマカオの観光名所、マカオタワー前の西灣湖広場で開催される大型屋台村イベント「第23回マカオフードフェスティバル(中国語:澳門美食節)」が11月17日夜に開幕した。

 マカオフードフェスティバルは地元飲食企業による中国料理、ポルトガル・マカオ料理、日本料理を含むアジア各地のメニューを味わうことができる屋台が多数並ぶほか、海外から参加する飲食店もある。毎年特定の国・地域にスポットを当てたコーナーを設けることでも知られ、今年は「東南アジア」となっている。

 ブース出展数は合計149。このうち24がマカオ外(東南アジア、韓国、台湾)から参加しているとのこと。

第23回マカオフードフェスティバルの会場を視察する賀一誠マカオ行政長官ら=2023年11月17日、マカオ・西灣湖広場(写真:GCS)

 第23回マカオフードフェスティバルの会期は12月3日までの17日間。オープン時間は月曜から木曜が16時から23時、金曜から日曜が15時から24時まで。入場無料だが、会場内は完全キャッシュレスとなっており、ブースで飲食物等を購入する場合には電子決済プラットフォームの利用が必須となっている。

 マカオといえば、多様な食文化の宝庫としても多くの観光客を魅了しており、2017年11月にはユネスコ食文化創造都市に登録された。これをきっかけに、マカオ政府は独特の食文化をフックにした各種観光プロモーションを展開している。

第23回マカオフードフェスティバルの会場を視察する賀一誠マカオ行政長官ら=2023年11月17日、マカオ・西灣湖広場(写真:GCS)

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