マカオ、2024年中にもスマート信号機の導入率が8割に達する見込み

 マカオ政府交通事務局(DSAT)は1月3日、昨年(2023年)のITを活用したスマート交通の推進に関するレビューを公表。

 このうち、道路交通の円滑化に関する取り組みとして、スマート交通信号制御システム(スマート信号機)の導入を進めているという。

 目下、スマート信号は域内の交差点138ヶ所に導入済みで、交通信号機総数の63%を占めるとのこと。直近の調査データでマカオ半島の中部から北部に位置する導入済みの主要幹線道路周辺エリアで自動車の通過時間が11〜25%短縮したことが明らかとなり、効果を発揮しているとの見方を示した。

 今年(2024年)中にもスマート信号機の導入率が8割に達する見込みとのこと。

スマート信号の導入で周辺における自動車の通過時間が25%短縮したというマカオ半島北部の幹線道路「美副將大馬路」(写真:DSAT)

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