東京でのマカオ観光プロモーションイベントが閉幕…ツーリズム+αの見どころアピール

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が主催する日本からマカオへのインバウンド誘致を目的としたコンシューマー向けの観光プロモーションイベントが東京・日本橋のCOREDO室町テラス大屋根広場で3月8日から10日までの3日間にわたって開催された。

 同局は3月11日、同イベントが10日に無事終了し、会場となった広場の3日間の人流は延べ4.6万人超に上ったと発表。会場には同局とともにマカオ航空及びマカオの統合型リゾート運営6社が特色あるブース出展し、各社の施設や新要素などのアピールや各種キャンペーン商品のプロモートを通じて日本の市民や旅客へマカオの「ツーリズム+α」の見どころをアピールできたとした。

東京・日本橋で開催されたコンシューマー向けのマカオ観光プロモーションイベント会場の様子(写真:MGTO)

 また、コンシューマー向けイベントに先立ち、3月6日にも パレスホテル東京で「 マカオツーリズム+MICEプロダクトアップデート」と題した旅行業界向けのセミナー&商談会を開催、日本とマカオの業界関係者およそ210人が参加し、積極的な交流が行われ、反応も上々だったとのこと。

マカオ政府は中華圏以外からのインバウンド旅客誘致の推進による旅客ソースのダイバーシティ化を目指している。同局では、今回の東京におけるイベントに続き、東南アジア、北東アジア、その他海外市場で各種宣伝攻勢をかけていく考えという。

パレスホテル東京で開催された旅行業界向けイベント「マカオツーリズム+MICEプロダクトアップデート」会場の様子(写真:MGTO)

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