マカオ気象局とマカオ国際空港が航空気象統合速報インターフェースの運用開始

 マカオ政府地球物理気象局(SMG)とマカオ国際空港運営会社にあたるCAMは3月13日、マカオ国際空港で「航空気象統合速報インターフェース」の運用開始セレモニーを開催した。

 航空気象統合速報インターフェースはマカオ国際空港における飛行の安全と天候による空港運営への影響を軽減させることを目的としたもので、マカオ国際空港の管制官が最短時間で落雷、雷雨、ウインドシア(空港周辺において風速や風向が急速に変わる気象現象)などの情報を受信できるようになるという。

 SMGでは今後も航空気象予報技術の向上を図り、より適切な気象データやサービスの提供を目指すとし、マカオ国際空港の運営効率化とより安全な空の安全の保障につなげていきたいとした。

マカオ気象局とマカオ国際空港による航空気象統合速報インターフェースの運用開始セレモニーの様子(写真:SMG)

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