マカオ、労働節GWの総インバウンド旅客数は60.5万人…中国本土からが8割=平均ホテル客室稼働率89.2%

 マカオ政府旅遊局(MGTO)と治安警察局は5月6日、マカオにとって第一、第二の旅客ソースにあたる中国本土で大型連休、香港で飛び石連休となる五・一(労働節)ゴールデンウィーク(5月1日から5日まで)の総括レビューを発表した。

 両局の発表を総合すると、期間中の総インバウンド旅客は約60.5万人(延べ、以下同)、単日平均にして約12.1万人で、前年同時期から23.2%増。単日最多は5月3日の15.4万人だった。旅客ソース別では、中国本土からが全体の80.5%を占める48.7万人(前年同時期から29.9%増)、香港からが12.9%の7.8万人(12.3%減)。中国本土・香港・台湾以外からの国際旅客は5.3%の3.2万人に。

<2024年労働節GW>マカオ半島北部に位置する中国本土との主要な陸路の玄関口・關閘イミグレーションの到着口の様子(写真:MGTO)

 期間中の平均ホテル客室稼働率は89.2%で、前年同時期から4.5ポイント上昇。最高だったのは5月2日の95.1%。

 治安警察局によれば、期間中にマカオ半島中央部の歴史市街地区(新馬路及び聖ポール天主堂跡一帯)とタイパ島のタイパヴィレッジ官也街一帯に人流が集中し、5日間で前者にて4回、後者にて2回の交通管制措置を講じたとのこと。

<2024年労働節GW>マカオ歴史市街地区一帯は多くの旅客で賑わった(写真:MGTO)

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