マカオ国際美食都市カーニバル初開催へ…6月14〜23日

 独特の食文化を有するマカオは2017年に「ユネスコ食文化創造都市」に認定された。以降、マカオ政府観光局(MGTO)を中心に、美食をテーマにした観光プロモーションが積極的に展開されている。

 MGTOは5月6日に会見を開き、「マカオ国際美食都市カーニバル」を初開催することを明らかにした。

 同イベントはマカオ特別行政区成立(マカオ返還)25周年を記念し、現地時間(2024年)6月14〜23日の毎日午後3時30分〜午後10時にマカオ半島新口岸地区にある複合リゾート施設「マカオフィッシャーマンズワーフ」内で開催。

「マカオ国際美食都市カーニバル」開催概要発表会見=2024年5月6日(写真:MGTO)

 会場にはマカオのほか、ユネスコ食文化創造都市に認定されている中国本土の各都市(成都、順徳、揚州、淮安、潮州)及びタイのプーケット、マレーシアのクチン、フィリピンのイロイロなどから特色あるグルメを提供する著名な飲食店がおよそ100のブース出展するとのこと。また、キュリナリーアートの展示やマカオ国際美食フォーラムの実施も予定しているという。

 MGTOでは、今後も美食をテーマにしたイベントを継続的に開催するとともに、他のユネスコ食文化創造都市との交流・協力を強化し、ツーリズム+美食のボーダーを超えた融合を図り、旅客体験の充実につなげていきたいとした。

「マカオ国際美食都市カーニバル」告知フライヤー(図版:MGTO)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府交通事務局は5月17日、同月16日未明にタクシー助手席でのシートベルト着用をめぐるトラ…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社がマカオ特別行政区の成立25周年を記念して…
  3.  マカオ司法警察局は5月17日、同月16日にコタイ地区のカジノ施設にあるVIPルームを対象に実施し…
  4.  マカオ半島新口岸地区にあるカジノIR(統合型リゾート)サンズマカオ(澳門金沙)がきょう(5月18…
  5.  マカオ司法警察局は5月16日、マカオで商業ビルのレンタル会議室を宝飾品店に偽装し、マカオ人の男性…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun