マカオ、2024年1Qの小売業販売総額がコロナ前を1.2%上回る

 マカオ政府統計調査局は5月23日、今年第1四半期(2024年1〜3月)の小売業販売額調査結果を公表。

 今年第1四半期の小売業販売総額は前年同時期から12.5%減の207.1億パタカ(約4035億円)。減少要因として、アフターコロナが始まったばかりで経済活動が正常化し、消費需要が集中したことでベースが上がったことを挙げた。コロナ前2019年同時期からは1.2%増。価格要素を除いた販売量指数は前年同時期から17.8%下落、2019年同時期から2.7%上昇。

 前年同時期の販売額との比較では、通信設備、時計・ジュエリー、革製品、百貨がそれぞれ42.8%、18.7%、17.9%、14.5%の減少した一方、チャイニーズスタイル土産食品は24.2%増。また、販売量指数も同様に、通信設備(-42.2%)、時計・ジュエリー(-26.0%)、革製品(-21.5%)、百貨(-17.8%)が顕著な下落で、チャイニーズスタイル土産食品(+20.1%)は上昇に。

 今年第1四半期の小売販売額は前四半期から2.3%増。このうち、コスメ・衛生用品(+16.3%)、成人ファッション(+7.9%)、スーパーマーケット(+7.7%)、チャイニーズスタイル土産用食品(+7.3%)が増、通信設備(-29.8%)、自動車(-20.2%)は減。販売量指数についても1.8%上昇で、コスメ・衛生用品、成人ファッション、チャイニーズスタイル土産用食品、スーパーマーケットがそれぞれ17.1%、10.1%、7.8%、7.3%の上昇、通信設備と自動車はそれぞれ30.2%、20.0%の下落。

 今年第2四半期の販売量見通しについては、調査対象となった小売店の54.7%が前年同時期からと同水準、37.3%が減少、8.0%が増加見込みと回答。また、商品の販売価格については79.7%が同水準維持、11.7%が下落、8.6%が上昇見込みとした。このほか、今年第1四半期と比較した今年第2四半期の経営状況については、42.0%が安定継続、37.3%が悪化、20.7%が理想的との見通しを示した。

大勢の旅客で賑わうマカオ歴史市街地区の大三巴街(資料)=2024年5月本紙撮影

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