マカオ、世界遺産・聖ドミニコ教会併設の宗教芸術博物館が一般公開再開

 マカオ政府文化局は8月2日、マカオの世界遺産・聖ドミニコ教会に併設する宗教芸術博物館「玫瑰堂聖物寶庫(St. Dominic’s Church Museum – Treasure of Sacred Art)」の天井部分のメンテナンス工事が終了したことを受け、同月5日から一般公開を再開すると発表。

 同館は3フロアからなり、マカオのカトリックに関する貴重な文物およそ300点を収蔵する。芸術的価値の高い展示品の数々を通じ、マカオにおけるカトリック及びアジア地区における布教の様子を知ることができるマカオの専門ミュージアムのひとつ。

 再オープン後のオープン時間は午前10時から午後6時までで、毎週木曜日の終日と毎週土曜日の午後3時以降が休館となる。なお、宗教儀式や休日の関係で休館日・時間が変更になることもあるとし、直近では8月11日が臨時休館予定とのこと。参観無料。

マカオの世界遺産・聖ドミニコ教会(資料)=2023年1月本紙撮影

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