マカオの2024年累計インバウンド旅客数が2千万人突破…前年より2ヶ月早く

 マカオ治安警察局は8月5日、同月3日に今年(2024年)の累計インバウンド旅客数が延べ2千万人を突破したと発表。2千万人突破のタイミングは前年より2ヶ月早かったとのこと。

 今年これまでの単日平均インバウンド旅客数は延べ約9.3万人で、前年同時期から36.1%増、またコロナ前2019年同時期の82.9%まで回復したという。

 このほか、8月3日のマカオの出入境者数が延べ約71.7万人となり、過去最多を更新したことも明らかにした。イミグレーション施設別ではマカオ半島北部に位置する中国本土との主要な陸路の玄関口「關閘」が全体の53.9%を占める延べ約38.6万人に上り、アフターコロナの単日最多だったとのこと。

 同局では、今月(8月)はマカオの各イミグレーション施設の通関量が高位を維持する見通しを示した上、ピーク時の人流予測を行うためマカオ税関及び珠海・香港の出入境管理当局など関係各所と連携を図り、混雑状況に応じて適宜審査レーンの数を調整して対応するとした。

關閘イミグレーションの様子=2024年8月3日(写真:マカオ治安警察局)

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