マカオで今年8人目の輸入性デング熱感染者確認…患者は広東省江門市に長期滞在歴あり

 マカオ政府衛生局(SSM)は10月9日夜、マカオ域内で今年(2024年)8人目の輸入性デング熱感染例を確認したと発表。

 SSMによれば、患者はマカオ半島北部の祐漢エリア所在のマンションに居住するマカオ人の女性(53)で、9月1日から10月6日まで広東省江門市の鶴山市に滞在し、マカオへ戻った後の8日に発熱の症状が現れたことから医療機関を受診。9日になっても症状が持続したため、公立総合病院の仁伯爵綜合醫院(通称:山頂醫院)を受診するに至り、同院での身体検査で両手と背中に発疹があることがわかり、血液サンプル検査の結果、デング熱Ⅰ型に感染していることが確認されたとのこと。目下、患者の容体は安定しているという。

 患者はSSMの疫学調査に対し、同住の家族に体調不良は出現しておらず、またマカオへ戻った後に公園へ行ったり野外活動にも参加していないと説明。SSMでは、患者の渡航歴、発症時間、検査結果を踏まえ、輸入性デング熱であると判断した上、患者のマカオの住居周辺に職員を派遣して蚊の駆除を実施するとした。

 マカオでは前日にも2件のデング熱感染確認があり、SSMではでは市民に対して適切なデング熱感染予防策を講じるよう累次の呼びかけを行った。

 昨年のマカオにおけるデング熱感染確認は7例、今年に入って以降のデング熱感染確認例は2月(1件)、5月(1件)、6月(2件)、7月(1件)、10月(3例)の計8例で、すべて輸入性事案(患者の渡航・滞在先は主に東南アジア、南アジア、中国本土)だった。

マカオ外港フェリーターミナルに掲出されている外遊先でのデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)=2024年8月本紙撮影

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