マカオで闇カジノ摘発…マンションの部屋でポーカー開帳

 マカオ司法警察局は3月18日、同月14日夜にマカオ半島新口岸地区にあるマンションの一室に開設されたいわゆる「闇カジノ」を摘発したと発表。

 同局によれば、同局組織犯罪調査処が事前に情報を入手したことをきっかけに内定調査を進め、摘発に至ったという。

 摘発時、経営者1人、スタッフ(ディーラー役)1人、ゲーミングテーブルでテキサスホールデム(ポーカーの一種)賭博に興じていた客7人、自称傍観者(賭博不参加)1人の計10人を室内で発見し、逮捕。いずれもマカオ人の男10人(30〜40代)。

 また、店内からゲーミングテーブル2台のほか、大量のプレイングカードやゲーミングチップなど、賭博に使われたとみられるツールが押収された。

 その後の同局の調べで、経営者の男が昨年(2024年)8月から部屋を借り、ディーラー役の男を雇って運営をスタートし、各ゲームでベット額の5%を抜くことで、これまでに40万香港ドルの利益を上げていたことなどが明らかになったとのこと。経営者は同局の調べに対して容疑を認め、客はチャットアプリを通じて場所の存在を知ったなどと供述したという。

 同局では、捜査で得られた情報を総合判断し、経営者とディーラーを違法カジノ経営罪、客を違法カジノ進行罪、自称傍観者を違法経営カジノ現場罪で検察院送致するとした。

 マカオはカジノの街として世界的に広く知られるが、カジノ経営が認められるのはマカオ政府とコンセッション(経営権契約)を締結した6つの事業者のみに限られる。

 なお、マカオにおける違法カジノの摘発は極めて異例だが、このところ違法麻雀賭博店の摘発が頻発している。

マカオ司法警察局による闇カジノ摘発時の様子=2025年3月14日(写真:マカオ司法警察局)

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