マカオ、地元若手アーティストによる旧市街地の階段アートが人気に

 近日、マカオ半島の旧市街地に位置する雀仔園エリア・羅憲新街の色鮮やかな階段アートが新たなSNS映えスポットとして市民や観光客から人気を博している。

 マカオ政府文化局(ICM)によれば、この階段アートは同局とタイパビレッジ文化協会が旧市街地のカルチャーツーリズムをフックにした経済波及効果を狙って地元の若手アーティスト6人に制作を依頼したものとのこと。

マカオ半島の雀仔園エリアに登場した階段アートのイメージ(写真:ICM)

 作品のテーマは「雀仔園的時光圏」で、100年を超える歴史を有する同エリアならではの文化、習俗、活力、人情味を象徴するモチーフを随所に取り入れ、時代の変遷を表現しているという。

 同局では、2021年以降、多くの地元アーティストとコラボレーションし、旧市街各所に特色ある壁画などの制作を進め、新たな観光名所の創出に寄与しているとした。

マカオ半島の雀仔園エリアに登場した階段アートのイメージ(写真:ICM)

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