マカオ気象台が夏季の天気見通し発表…平均気温平年並みから高め、累積降水量平年並み
- 2025/5/31 15:19
- 社会・政治
マカオ地球物理気象局(気象台)は5月30日、今夏(2025年6〜8月)のマカオの天気についての見通しを発表。
最新の予報予報を総合し、平均気温は平年並みから高め、累計降水量については平年並みだが、いわゆるゲリラ豪雨が出現する可能性があるとした。
同局によれば、マカオの夏季(6月~8月)の天候は、主に西太平洋亜熱帯高気圧と熱帯性気候系の影響を受けるとした上、西太平洋の亜熱帯高気圧が中国南部を覆っている場合には、マカオの天候は晴れて暑くなりがち、亜熱帯高気圧の勢力が弱い場合には、中国南部は熱帯気象の影響を受けやすくなり、マカオに大量の雨をもたらしがちとのこと。
また、最新の観測データから、すでに太平洋赤道域の中・東部の海面水温は平年並みまで上昇し、ENSO(エルニーニョ南方振動)中性状態となっており、モデル予測を総合すると、今夏はこの状態が維持される見通しという。
世界気象機関(WTO)のガイドラインに基づき計算されたマカオの夏季の正常気候範囲は28.0〜28.3℃、累積降水量は782〜1053ミリ。























