マカオが次回「アジア太平洋プライバシー機関フォーラム」のホスト都市に
- 2025/6/14 16:38
- 産業・経済
マカオ政府個人情報保護局は6月12日、同月11日から12日にかけてオンライン形式で開催された「第63回アジア太平洋プライバシー機関(APPA:Asia Pacific Privacy Authorities)フォーラム」に参加したと発表。
今回のフォーラムにおいて、同局はAPPA会員の情報発信や啓蒙活動に関する報告書の取りまとめ、「プライバシーウィーク2025」のテーマに関する調整及びAPPA会員が使用するオンライン広報ツールの制作、情報発信ワーキンググループの運営に関する綱領の策定などを含む過去6ヶ月間の過去6ヶ月間のコミュニケーション業務とガバナンス業務に関する報告書の発表を行ったほか、シンガポールの個人情報保護委員会による「匿名化に関する技術ガイドライン」の策定に参加。このほか、他のメンバー及びオブザーバーからは個人情報保護分野における人工知能、新技術、バイオメトリクスの利用動向や趨勢、プライバシー法制の改革と規制の今後の方向性についての発表がなされたという。
APPAは年に二度のフォーラムを開催しており、同局ではフォーラム参加を通じて各国・地域の個人情報保護組織とコミュニケーション及び協調を維持し、アジア太平洋地域のみならず、世界中の多くの国・司法管轄区域とともに個人情報保護分野における発展の促進と法執行の有効性を高めるために協力しているとした。
なお、次回のAPPAフォーラムはマカオがホスト都市となり、アジア太平洋地域から多くの個人情報保護当局者をマカオへ迎える予定とのこと。
