マカオ、2025年上半期のインバウンド旅客数は14.9%増の約1922万人…日本からは23.5%増

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は7月24日、今年上半期(2025年1〜6月)の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 今年上半期のインバウンド旅客数は前年同時期から14.9%増の1921万8540人(延べ、以下同)、コロナ前2019年同時期と比較した回復率は94.7%。内訳は、日帰り旅客が25.8%増の1118万2913人、宿泊を伴う旅客が2.6%増の803万5627人。日帰り旅客が占める割合が拡大したため、平均滞在時間は0.1日短い1.1日となり、宿泊を伴う旅客に限ると2.3日、日帰り旅客は0.2日で、いずれも横ばい。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、19.3%増の1376万7810人、全体に占める割合は71.6%。第二の旅客ソースにあたる香港からの旅客は1.1%増の364万7321人、同第三の台湾からは14.0%増の46万1735人。

 国際旅客ソース(中国本土、香港、台湾以外から)は14.8%増の134万1674人。このうち東南アジアでは、フィリピン(27万3715人)、インドネシア(10万4608人)マレーシア(9万0259人)、タイ(8万0932人)がそれぞれが16.8%、13.8%、6.0%、8.8%増。シンガポール(5万4543人)は0.7%減。南アジアは、インド(5万8309人)が6.2%増。北東アジアについては、韓国(28万2151人)、日本(7万6435人)で、それぞれ21.7%、23.5%増。長距離では、米国(7万6457人)が9.9%増。

マカオの町並み(資料)=2025年6月世界遺産セナド広場にて本紙撮影

 入境ルート別の割合は、陸路が全体の82.1%を占めた。以下、海路が10.3%、空路が7.6%。陸路のインバウンド旅客数は20.4%増だった一方、海路と空路ではそれぞれ5.2%、4.1%減に。

 今年6月単月のインバウンド旅客数は前年同月から13.3%増の289万1003人。内訳は、日帰り旅客が22.5%増の161万1641人、宿泊を伴う旅客が3.6%増の127万9362人。平均滞在時間は横ばいの1.2日で、内訳は日帰り旅客が横ばいの0.2日、宿泊を伴う旅客が0.1日延びて2.4日に。

 マカオでは一昨年(2023年)1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。昨年通期のインバウンド旅客数は前年から23.8%増の3492万8650人、コロナ前2019年と比較した回復率は88.6%。今後、どのタイミングで2019年水準を回復するか、また政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。

2024年と2025年のマカオの入境旅客数(インバウンド旅客数)推移比較表(図版:DSEC)

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