マカオの失業率、1.7%を持続―14年4-6月就業調査

マカオ政府統計調査局は7月28日、今年(2014年)4月~6月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2014年3~5月)と同じ過去最良水準の1.7%、就業不足率も前回調査から変わらずの0.4%だった。

同時期の労働人口は39.01万人、労働力参加率は73.4%。そのうち、総就業人数は38.36万人で、前回調査と比較して2,500人の増。

失業人口は6,500人で前回調査と同水準。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は15.0%で、4.3ポイント上昇。

今年第2季の失業率が1.7%、マカオ居民失業率2.3%で、ともに今年第1季との比較で同水準。労働人口は5,900人増、総就業人口は5,700人増。業種別では建設業就業者数が7,000人増の5.09万人に達し、総就業者数に占める割合は13.3%。一方、カジノ産業従事者数は5,500人減となる8.01万人となっている。

今年第2季の就業人口の月収中位額が13,000パタカ(日本円換算:約165,776円)で、業種別ではカジノ産業が16,000パタカ(約204,032円)、建設業が14,000パタカ(約178,528円)で、いずれも第1季と変わらず。マカオ居民の月収中位額は15,000パタカ(約191,280円)で、こちらも第1季と同水準。

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