マカオレジェンドQ3増収増益、新規カジノテーブル35台獲得

マカオフィッシャーマンズワーフやランドマークホテルを運営するマカオのレジャー大手、マカオレジェンドディベロップメント(勵駿創建)は10月28日、今年(2014年)第3季の監査前総合財務業績発表を行った。また、マカオ政府博彩監察協調局から新規カジノテーブル35台の配分を得たことも明らかにした。

グループ総売上は前年同期比7.3%増の4.52億香港ドル(日本円換算:約63.03億円)。このうちゲーミング売上が10%増の3.23億香港ドル(約45.04億円)、ノンゲーミング売上が1.1%増の1.28億香港ドル(約17.85億円)。調整後EBITDAは27.4%増の2.47億香港ドル(約34.45億円)。ゲーミングサービスからの調整後EBITDAは32.4%増の2.68億香港ドル(約37.37億円)。マカオフィッシャーマンズワーフ及び未配分全社費用を除いた調整後EBITDAは36.3%増の2.68億香港ドル。

記者会見に臨んだ同社のデービット・チャオ(周錦輝)共同会長兼エグゼクティブディレクター兼CEOによると、マカオ政府博彩監察協調局の局長から同社に対して35台の新規ゲーミングテーブル配分を決定した事実を確認できたと明らかにした。新たに獲得したテーブルは、フィッシャーマンズワーフ内にプラハ・ハーバービュー・ホテルの開幕に合わせ、ホテルに隣接するバビロンカジノに配置する計画という。ホテルの開業は今季中との見通し。同社では、今後も継続して新規ゲーミングテーブルの配分を求めていく考え。

マカオレジェンドディベロップメントでは、フィッシャーマンズワーフの大規模リニューアルを進めており、今季に開業を予定しているプラハ・ハーバービュー・ホテルのほか、別の新ホテルや恐竜体験館、パフォーマンスシアター、オープンエア型ショッピングモール及びグルメ施設、クルーズ船停泊施設などの開発を進めている。

2014年第4季開業予定のプラハ・ハーバービュー・ホテル―本紙撮影

2014年第4季開業予定のプラハ・ハーバービュー・ホテル―本紙撮影

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