中国銀聯カード、世界決済額27%増の782兆円=14年

中国銀聯カードの国際業務を管轄する銀聯インターナショナルによると、昨年(2014年)の銀聯カードの世界決済額は41.1兆人民元(日本円換算:約782兆円)に達し、前年比27.3%の大幅増を記録したという。

マカオの日刊紙「澳門日報」が2月24日付紙面で報じた。中国人の海外旅行ブームが拡大を続ける中、昨年中国本土からの出境者数は1億人を突破。同年の銀聯カードの中国本土以外における決済額も1648億米ドル(約20兆円)にまで膨らんでいる。

中国本土では、まだまだ現金決済が好む傾向も根強いそうだが、通貨の異なる中国本土以外へ旅行する際の現地決済では、利便性の高さから銀聯カードの使用が主流になっているという。

中国本土で広く普及する銀聯(右下)と二大国際ブランドのカード(資料)—本紙撮影

中国本土で広く普及する銀聯(右下)と二大国際ブランドのカード(資料)—本紙撮影

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